マニアしか知らないテトリスの世界

テトリスは誰でも知っているパズルゲームの一つです。最近だとニンテンドースイッチでテトリス99が流行っています。

しかし、『テトリス』という名称を勝手に使ってはいけなかったり、ゲームによってはテトリミノの配色が2色あったり、テトリスを回転させたときの挙動が違ったりする場合があることはあまり知られていません。

今回はテトリスにまつわるお話を書いていきます。

『テトリス』と勝手に名乗ってはいけない!?

これは商標権や著作権など、法律に関わる話になります。

世の中にはテトリスを模倣したゲームがたくさんありますが、ゲームルール自体に著作権はありません。

しかし、『テトリス』や『テトリミノ』といった名称は商標権で保護されており、勝手にその名前を使うことはできません。

テトリスの著作権について【自作テトリスを公開したら違法?】 | HOTNEWS

テトリミノの配色は2種類ある!?

テトリスで4列同時消しするために欠かせないI型のテトリミノ、あなたは何色を想像しましたか?

多くの人はI型のテトリミノを水色と答えると思いますが、一部の人はオレンジと答えると思います。

水色と答えた方はテトリスガイドラインに沿ったテトリミノで、最近のテトリスの主流になっています。

オレンジと答えた方はセガテトリスによく見られ、比較的古いテトリスで見ることができます。

テトリス – Wikipedia

ゲームによってテトリスの回転法則が違う!?

最近のテトリスはガイドラインに沿って回転するためT-Spinのような入れ方が可能となっていますが、ガイドラインに沿っていない古いテトリスではT-Spinができないかもしれません。

テトリミノを回転させるとき、回転軸を中心に回っていると直感的に思っているかもしれませんが、一部のゲームではテトリミノの底辺が変わらないように回転させているものがあります。

この回転法則の違いにより、T-Spinが可能かどうかが決まりますし、他にも特殊なL-SpinやJ-Spin、S-SpinやZ-Spinなどができるかもしれません。

ちなみに、壁にくっついたままだと回転法則により回転できないことがあるゲームもありますので、ソフトの違うテトリスをプレイするときには注意したほうがいいかもしれません。

テトリス奥義・回転入れを極めろ!

世界最速のテトリスがゲームセンターで遊べる!?

テトリスはスマートフォンや家庭用ゲーム機で気軽に遊ぶことができますが、もっと速く、高難易度のテトリスをやってみたい方はゲームセンターに行くことをおすすめします。

こちらの『テトリス・ザ・グランドマスター』シリーズは、テトリスの段位認定を受けることができるゲームです。

その名の通り、グランドマスターになるには落下速度が高速の状態でゲームをクリアする必要がありますので、腕に自身のある方はゲームセンターに行ってみてはどうでしょうか。

ちなみにこの『テトリス・ザ・グランドマスター』シリーズ、テトリミノの落下速度があまりにも速すぎて様々な工夫がされています。

例えば、テトリミノを落とすたびに電子音が鳴り、その音で次に来るテトリミノを教えていたり、テトリミノを置いて次のミノが出現する前に回転ボタンを押しておくことで、テトリミノが回転した状態で出現するInitial Rotation System(先行回転システム)が実装されています。

『ぷよぷよテトリス』には裏段位認定と呼ばれる遊び方がある!?

『ぷよぷよテトリス』に飽きた方は、裏段位認定に挑戦してみるといいかもしれません。

ちなみに、この裏段位認定は『ぷよぷよテトリス』非公認の遊び方であることにご注意ください。

この裏段位認定、隙間模様を作るのも難しいのですが、それを消していくのも難しい。さらに40ラインモードという制限付きのため、無駄にラインを消してしまうと強制的にゲームが終了してしまうので、かなり難しいものになっています。


テトリスは様々な歴史を歩んできたため、ゲームによって挙動が違ったり、若干ルールが違ったりしていますが、本来の楽しみは現在でも変わりません。

今日もテトリス99で1位を目指してみたり、ゲームセンターでグランドマスターを目指すのもいいのではないでしょうか。


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