映画『REVOLUTION+1』を観た

安倍元首相の事件を受けて制作したとされる問題作『REVOLUTION+1』を観てきた。

あくまでも政治的な理由ではなく、映像作品として観たかったのだ。

今回はあつぎのえいがかんkikiにて観てきた感想を述べる。

内容についてはおおよそ予想通りだが、半分ネタバレを含む要素があるかもしれない。それを承知のうえで続きを読んでいただきたい。

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結論からいえばプロパガンダ映画止まりであり、映像作品としての出来は低予算にしてはよくできているものの、描写やストーリーの仕立て方はあまり良くないように感じた。

映画の主人公である川上に焦点があたりっぱなしで、主人公周りの両親や兄妹、その他の人物についてあまり下げ掘られることなく進行していく。

主人公の過去を回想するシーンが中心となるが、時系列が理解しづらく、感情移入もしにくく感じた。

映画の途中に何度も雨が降るシーンがあるが、主人公の心の涙のつもりだったのだろうか。映画の中盤になってくると正直飽きる演出ともなった。

また、主人公が入院している間のラブシーン(?)に関しては完全な蛇足である。

映画の終盤で主人公の妹が監督の思想を代弁するようなシーンが出てくるが、これについては妹が主人公と逆の思想であれば映像作品としてバランスが取れて評価したかもしれない。

そしてスタッフロールに朝日新聞社が映像提供をしており、左派と呼ばれる方々の思想が垣間見ることができた。

あまり他人に「この映画を観た!」と声高らかに話すものでもないが、話のネタとしては面白かったのでヨシ!


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