AnTuTu Benchmarkで2019年8月時点で上位を獲得しているにも関わらず、日本円にして約4万円前後で購入することができてしまうコストパフォーマンス最高の端末、Xiaomi Mi 9を購入した夢を見ました。
このXiaomi Mi 9は技適の関係で日本国内で使用することはできませんが、購入することは可能です。あくまでも自己責任で。
今回の最終目標
夢の中でのMi 9の最終形は以下のようになります。
- TWRP導入
- root化(Magisk)
- カスタムROM導入(Xiaomi.eu MIUI ROMもしくはPixel Experience)
- 48MPカメラはそのままに(ANXCamera)
カスタムする前の準備
当たり前ですが、必要ならばスマートフォンのバックアップをとっておきましょう。
デバイスをUnlockしておきましょう。Unlockには時間がかかるので、前もってやっておきましょう。
パソコン(Windows)にADB環境を整えておきましょう。Android Studioをインストールして、Pathを通します。(『15 seconds ADB Installer』という便利な環境構築もあるみたいです)
TWRP導入
twrp.meから最新のTWRPをダウンロードしてスマートフォンにFlashします。自分は3.3.1-41をフラッシュしました。
- スマートフォンをFastbootで起動
- PC上からコマンドを打ち、TWRPをスマートフォンに書き込む
- TWRPの起動確認
詳しくはこちらの記事を参考に。
カスタムROM(Xiaomi.eu MIUI ROM)を導入する
これもパウエル氏の記事を参考に導入。
Xiaomi.eu MIUI ROMを使った感想
率直な感想を述べると、自分には合わなかった。
まずメールやミュージックアプリなど、Xiaomiの提供するアプリがデフォルトでインストールされているため非常に使いにくい。
それらのアプリを消すためにroot化してもいいのだが、かなりの手間がかかる上、削除してスマートフォンが不安定になっても困る。
それならば別のカスタムROMをインストールした方が良い。
カスタムROM(Pixel Experience)を導入する
たくさんあるAndroidカスタムROMだが、Xiaomi Mi 9を公式にサポートしているのは自分の知る限りXiaomi.eu MIUI ROMとPixel Experienceだけだ。
XDA Developersフォーラムを参考にインストールしよう。
- Xiaomi Mi 9用のカスタムROM(Pixel Experience)をダウンロード
- Xiaomi Mi 9にAOSPベースのカスタムROMをインストールするには、最適なファームウェアをダウンロードする必要があるらしい(自分はXiaomi.eu Android 9.0 Pie 9.8.1を選択)
- この手順でインストール
最初はPixel Experienceのみをインストールして起動しようとしたが、Googleのロゴが出たあとにFastbootになったりした。
また、ファームウェアをOfficial Android 9.0 Pie Stable ROM Global Version V10.2.13.0.PFAMIXMにしてPixel Experienceをインストールすると起動はするものの、一日の夕方にはバッテリーが20%になるほど、かなり消費が激しくなった。
Pixel Experienceを使った感想
やっぱりこれが一番だ。
以前のMotorola Moto G5 PlusもこのカスタムROMを導入していたので、使い慣れているインターフェースがそのまま使えるのはとても良いことだ。
root化(Magiskの導入)
ここまでできた人は、きっとパウエル氏の記事を読んで導入できるだろう(投げやり)
- Magisk公式から必要なファイルをダウンロード
- スマートフォンを操作し、TWRPで焼く
これだけでroot化できるのかと拍子抜けしたくらい、とても簡単だった。
ちなみにroot化するメリットはANXCameraの導入や、Titanium Backupでのバックアップができる。
ANXCameraの導入
Pixel Experienceでカメラを最大限に活かすために、ANXCameraを導入する。
どうやらMIUI ROMに入っているカメラアプリをそのままAOSPベースのカスタムROMに持ってこれるらしい。
むしろこれを入れないとなんのための48MPカメラなのかというほど、必須のアプリだろう。
- root化(Magiskモジュール)が必要です
- ANXCamera公式サイトから必要なファイルをダウンロード(自分はANXCameraUnity_139.PastAdorableHawaiianmonkseal.zipとDyneteve48MPFix_127.BabyishStarchyWaterbuck.zipを導入)
- Magisk Managerからモジュールとしてインストール
48MPに対する修正アドオンを入れないとポートレートモードにしたときにANXCameraがクラッシュしてしまいますので導入しておきましょう。
Xiaomi Mi 9の使用、カスタムROM導入、root化は自己責任で!
当たり前の話だが、技適を取得していない端末の使用、カスタムROMの導入、root化などは全て自己責任で行うべきです。責任は負いません。
そもそもこれ夢ですし……。
コメントを残す